Mrsgoldenの部屋

私が出逢った思い出深い人や出来事について語ります(主に男女関係です)

ギャルファッションの30代女性が言った1言に思わず「そっかぁ」と思ってしまった

 

 

今から10年位前の職場に一個下の女性が居ました。

 

その人はとは同じ沿線を使っていた事もあり、よく一緒に帰ったりお茶をしたりと結構仲良くしてました。

 

この女性を上川さんとします。

 

上川さんはバツイチでした。息子さんも居たのですが旦那さんの方に引き取られてしまったらしく子供とも生活が出来なかったみたいです。

 

そんな上川さんにはヒモの様な彼氏がいました。

 

その為にキチンと働いていて養う者は居ないのにも関わらず、自分にお金をかけられずに何故か知らないが彼にお給料全額渡して、彼からお小遣い(ご飯代など)をもらって生活していました。

 

それを聞いたときに「うわぁ、、あり得ないでしょう💢ソッコーで叩き出すわ」と思いましたが、出逢った当初は彼女は先輩社員、私はパートだった為に意見はしませんでした。

 

私と上川さんが出逢ってから1年半位が経った頃、上川さんは我に返る出来事が起こりました。

 

ヒモ男がなんと彼女がコツコツ貯めたヘソクリの使い込みが発覚!!

 

しかも「俺が貯めといてやる」と言って彼女から給料を巻き上げていたそうですが、当たり前の様に貯めている訳がない、、、(まぁ貯めといてくれる訳ないのを何故に初めから気付かなかったとツッコミたかったですが、、)

 

そんな裏切りにあい、完全に我に返った上川さんはヒモ男を叩き出します。

 

無事にヒモ男とお別れ出来た上川さんはようやく自分にお金を使う事が出来ました。

 

自分にお金をかけれる様になった上川さんは段々とギャル化していきます、、、。明るい髪の毛にセシルマクビーで身を固めたファッション、、、。

 

うん?、、、なんか、、ギャルってよりヤンキー化している、、、

 

とりあえず髪はもう少し暗くした方が良いと思うとは友人として言わさてもらいました。

 

正直、今から8年前位なのでギャルブームでもなかったし34,5でセシルマクビーは、、、と思った私は余計なお世話なのは百も承知で

 

「何故、セシルなの?」と聞いてみました(好きだからに決まっているんですけどね、、もう少し年相応のブランドにした方が良いと思ったので、、)

 

すると上川さん

 

「してみたかったから」と言いました。

 

彼女は若くして元ダンナさんと同棲して、デキちゃった結婚して子育てして、離婚して、ヒモと付き合ってやりたい事が出来ず今まで来ちゃったと、、

 

その話を聞いて私は

 

「そっかぁ、、、なら、した方が良い」と思ってしまいました。

 

ギャル(私も上川さんもアムロ世代なんだけど、彼女のギャル像はアムロちゃんじゃなくてあゆだったと思う)ファッションとか流行った時にダンナのお世話や子育てでそれどころではなかったんだなと安易に想像が着きました。

 

これは私の想像でしかないけれど、あゆが流行った20代半ばのギャルっぽい格好がギリ許される時にしたいけど出来る状況でなく「してみたい」という想いを残してしまって、やっと金銭的に自由になり当時したかったギャルファッションを精一杯満喫していたのでしょう。

 

ならばちょっと痛さはあるけど上川さんが満足するまで突き進むべきだと思いました。

 

そして思ったのは、やっぱり若さって素晴らしいと言う事です。

 

ファッション一つ取っても何着ても可愛い。やりたい事も出来るし、可能性の塊だと思います。

 

人を傷つけたり、法を犯す様な事でなければ出来るだけやりたい事はやった方が良いと思います。

 

その方が大人になった時に変に拗らせる事が少ないのかな、、とアラフォーの私は思ったりするのでした。